一説にはリコールの台数が全世界で1000万台を超えたといわれているトヨタ。
実際には、今回のリコールにかかる費用は、1000億円~2000億円程度。
2008年期には2兆円を超える営業利益をたたき出し、リコール関連費用に数千億円を積み立てているトヨタには、リコールかかる費用は、直接的には、軽微でしょう。
しかし、すでにアメリカでの売上が大幅に下降しています。
(これは、アメリカでのトヨタの売上60%を占める車種が販売停止に入ったことが原因だと重いますが)
さらには、最新の記事で、
米政府、トヨタへの民事制裁金検討
米政府、トヨタに制裁金検討=議会は追加説明求める―リコール問題で
ということで、トヨタにさらなる制裁の可能性が出てきました。
パナソニックが、20年ほど前に発売した石油暖房機の問題で、迅速に対応して、評価が上がったのに比べると、問題を先送りしていたように見えるトヨタ。
世界的なトヨタブランドの価値が下がり、今後トヨタがどのように巻き返しを図るか。
当ブログは、本を紹介するブログですので、トヨタに関する本を何冊か紹介します。
トヨタ・ショック
赤字転落、人員削減、賃金カット、社長交代。世界ナンバーワンのトヨタがなぜ失速したのか。トヨタは甦るのか。甦るとしたら、それはいつなのか。いま日本経済の根幹が変わろうとしている!トヨタと日本経済の「これから」が見える必読の一冊。
トヨタの正体―マスコミ最大のパトロン トヨタの前に赤信号はないのか
「日本一の会社」トヨタのことは、『週刊金曜日』しか書けない。「財界総理」といわれる経団連会長も出していたトヨタの、スキャンダルを含めた事件の歴史を余すところなく描破し、マスコミが書けないトヨタの手口を暴く。
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